日本とセブを結ぶ代表的な日系LCCのバニラエア。
残念ながら、2018年10月27日を最後に成田ーセブ線の運休が発表されました。
私も何度か利用させていただきましたが、価格も安く、発着スケジュールも便利だったのでとても重宝していました。セブ行きの選択肢が一つ無くなるのはとっても残念です!
2013年から日系大手航空会社ANAホールディングスの子会社となったバニラエアは2016年に成田〜セブ線の運行を開始しました。就航以来、日本とセブ島を結ぶ直行路線として人気がありました。
2018年3月の台北ーホーチミン(ベトナム)線の運休に続き、成田ーセブ線もわずか2年間の営業で運休となり、LCC業界の競争の厳しさがうかがえます。
問い合わせてみた所、2019年3月末までは確実に運休するそうで、いつまた再開するかは未定とのことです。
ホーチミン線も運休の状態が続いているので、かなり長期で運休すると予想されます。
運休の理由
搭乗者数の伸び悩み、市場の競争状況、将来的な収益の見込みを判断した結果、今回の運休の結果に至ったそうです。
成田〜セブ線運休後、バニラエアは利用者の多い台湾、香港の2つにターゲットに絞り国際線の運営を継続させる予定です。
フィリピン航空とセブパシフィックのフィリピン勢との市場争いに敗れた形ですね。もう少し頑張って欲しかった!
バニラ運休後のセブ行きのフライト
バニラエア運休後は成田~セブ・マクタン空港の直行便は現在のところフィリピン航空とセブパシフィックの2社です。
LCCはセブパシフィックのみになります。
成田〜セブのLCC市場はセブパシフィックの独壇場となりますね!
その他の航空会社のLCCを利用する場合はマニラ乗換え後、国内線でセブに向かう方法になります。
乗換えはストップオーバーでマニラ空港で待つ必要があったり、逆に乗換えの時間があまり無くてギリギリで移動するなど、スケジュールを立てるのが結構大変だったりします。
丁度いい時間帯に発着してくれていたバニラエアの存在が惜しまれます。
今後益々需要が増えると予想されるのは、やはりセブへの直航便があるセブパシフィックでしょう。
セブパシフィックも日本とフィリピンを繋ぐLCCとして大変人気があります。
頻繁にチケットセールを行っているので、タイミングが良ければ格安でフィリピン行きのチケットを購入することができます。
セブパシフィックの航空券もバニラエアと同様にオンラインで予約可能です!
オンライン予約は至って簡単。
ご利用の際はリブラで以前紹介した記事を参考してみて下さいね。