日本人が英語科目の中で最も苦手とするスピーキング。
フィリピン留学はスピーキング力を向上させるに最適な環境が整っています。
ここでは、フィリピン留学でスピーキングを上達させるための効果的な学習方法について体験をふまえお伝えします!
留学前の準備勉強
留学前の勉強は大変重要です。しっかり準備をして留学するのと、何もせずただ留学するのでは学習効果が全く違います。
フィリピン留学で本気でスピーキングを伸ばしたいと思う方は是非事前学習を十分に行って留学に向かってください!
文法の復習
英文法を知らずにスピーキングの上達は望めません。
日本語で書かれた読み易い英語文法書を留学前には必ず2~3周読み返して基礎文法力を定着させておきましょう。
ボキャブラリーを強化
語彙力の強化もスピーキングにおいて必要不可欠です。
読みやすい英単語の本ならどれでも大丈夫なので、約1000語以上の英単語を身につけておきましょう。
オンラインレッスンの利用
オンラインレッスンを利用してインプット(リスニング)とアウトプット(スピーキング)を強化するのは事前学習として大変効果があります。
英会話はスポーツの基礎トレーニングによく似ています。一日休むとその効果がガタンと落ちます。
そのため留学前に安く利用できるオンラインレッスンを毎日1レッスン、約半年間こなしてから行くことを強くお勧めします。
これをやるのとやらないのでは語学学校での学習効果に雲泥の差が出てきます。
留学中に実践すべきこと
マンツーマン授業では積極的に会話をリード
日本人は会話のミスを恐れて消極的になりがちです。しかし、フィリピン留学中は失敗を恐れず積極的に会話をリードする事をお勧めします。
文法的、発音的に間違っていても特に気にする必要はありません。とにかく自分の中から英語を発し、相手に伝えることに集中しましょう。
「なかなか言葉が出てこない」「きちんと発音できず英語が伝わらない」もどかしさを会話の中で何度も繰り返すことでスピーキングで必要な文法、発音、スピードなどが向上し、自然と言葉が出てくるようになるでしょう。
もし金銭的に余裕があるなら、スピーキングの機会を増やす為にマンツーマンクラスを追加するのもおすすめですよ!
スピーキングはとにかく慣れです。限られた留学期間で有効的にアウトプットの機会を増やしましょう。
グループレッスンでは会話の流れに集中
参加人数にもよりますが、グループレッスンで自分が話せる時間はマンツーマンクラスに比べるとかなり少ない為、スピーキングの上達はあまり期待できません。
グループレッスンではリスニングに集中して、先生と他の生徒が話している全体の会話の流れを把握することに全神経を使いましょう。
英会話はストーリーに伴った言葉のやり取りです。
会話を聴き取り、流れきちんと理解することができなければ、正確にアウトプット(スピーキング)することは困難です。
グループレッスンでは話題の流れをしっかりと把握することに集中し、先生やクラスメイトの会話から様々な言い回しを学びとりましょう。
スピーキングの場は学校だけじゃない
フィリピンは語学学校だけがスピーキング習得の場所ではありません。
多くのフィリピン人が英語を流暢に話せるので、いったんキャンパスを出れば、あらゆる場所がスピーキングの実践の場になります。またフィリピン人はとってもフレンドリーなので、話しかけて邪険な態度を取られることは少ないはずです。
こんな機会を絶対逃してはいけません!
予習復習の為にしっかり自習時間を確保するのも大切ですが、時間を見つけ可能な限り街に出てフィリピン人の日常生活に溶け込む努力をしてみて下さい。
ショッピングセンター、タクシー、レストラン、映画館、バー、ナイトクラブなど現地の人と会話する機会はいくらでも作れます。
「うまくなってから英語を使おう. . . 」
「発音が上達してから英語を話そう. . . 」
こんな気持ちではいつまでもスピーキングは上達しません。
シャイにならずに、とにかく会話の機会を多く持つことです!
「発音を気にせず、意識的に大げさに発音する」
「主語と動詞だけ意識して強く発音する」
などに集中して会話をすれば、かなりの確率で現地の人に理解してもらえますよ。
伝えたい気持ちさえあれば案外伝わります。
大切なのは気持ちと行動です!
まずは勇気を出して積極的に話しかけてみて下さいね!
まとめ
フィリピン語学留学は、それまでの日本語脳から英語脳へ頭を切り替える絶好のチャンスです。
日本語から英語へ変換する従来の日本式学習法を続けても、いつまでたってもスピーキング力は伸びません。
英会話の総合力を伸ばすためには、いつか必ず英語を英語で理解しなければならない時がやってきます。
限られた留学期間とフィリピンの学習環境を有効に活用し、英語脳へシフトするチャンスを掴みましょう。